【中深煎り】グァテマラ・ラ・タシータ


栽培エリア -
農園主

ロドリック・ファジャ氏
ファンパブロ・ファジャ氏

農園面積 450ha(内)栽培面積:70ha 
栽培面積 50Ha
品種 アラビカ種/ブルボン亜種ティピカ亜種カツーラ亜種
標高 1700~2100m
精製方法 水洗式 
発酵時間:36~48時間 100%天日乾燥(アフリカンベッド) 

 

San Sebastian農園は、Antigua農園の中でも特に名門とされ、その農園主は名門であるファージャ家の末裔です。この農園は実在しており、彼らによって丁寧に栽培管理されています。

アンティグア地方は年間の降雨量が少なく、山に囲まれた盆地であるため、昼夜の温度差が非常に大きいことが特徴です。特に標高1,800メートル以上では、朝晩の温度が急激に下がるため、コーヒーの栽培は難しいとされています。しかし、San Sebastian農園はアカテナンゴ火山の麓に位置し、肥沃で柔らかい火山灰土壌と、フエーゴ火山の地熱の影響を受けており、これによって標高2,100メートルまでコーヒーの栽培が可能な、まれな農園となっています。

また、農園内には歴史と伝統を受け継ぐシェードツリー(グラビレア)が50年以上の大木で茂っており、これがコーヒーの樹木に上向きに太陽光を届け、見事に4~5メートルの大木へと成長している様子は圧巻です。

洗練されたピッカーたちの手作業も、この農園の伝統に妥協を許さず、今もなお継承されています。